メンバー:田中
03:20(須走口新五合目)−08:15〜08:40(山頂)−11:10(須走口新五合目)
「ぎふ清流国体」のトライアスロン競技会が長良川で行われるので、その応援に出掛けた。
10月の連休なので、アッセントの人達も、それぞれの山で遊んでいるだろう。
私も途中下車して、富士山に登ることにした。
5日の夕方、小諸を出て須走口新五合目に向かう。
駐車場には10台程の車が停まっている。
6日、3時20分に歩き出す。
ゴツゴツした溶岩の道で、木のトンネルの中へと続く。
歩いて二時間程たつと、雲の中にお日様が顔を出す。
のんびり、マイペースで登る。
九合目の白い鳥居が見えてくる。
さっき下の小屋で休んでいて、声をかけた登山者が登ってくる。
「アレレ!!」
自転車を押したり、かついだりして来るではないか。
そこから、彼と一緒に頂上へ向かう。
吉田口・須走口の頂上に到着(8時15分)。
そこで自転車に乗るようにすすめられる。
いい記念になった。
彼は地元の笛吹市の人で、ぶどう農家の人であった。
天気がよくても、やっぱし富士山は寒い。
少し話をしてから下山する。
彼は「結婚式に間に合うように」と下って行った(8時40分)。
手を振りながら、自転車で落ちて行くように。
下山道は下り専用道で、途中2km程、まっすぐな砂走りの道がある。
直線的な道なので、砂に足をとられないように、気をつけて下る。
転倒する人も多いだろうな。
10月の富士山なので人も少なく、ちらほら人が見えるだけである。
砂走りを終えた地点から、植生パッチが見えてくる。
イタドリ、オンダテ、フジアザミなどが、少しずつ富士山の山登りをしている感じだ。
ダケカンバ、ナナカマドなどの紅葉もきれいだ。
五合目に近づくと、きのこ狩りの人達が、木々の中を歩いている。
11時10分に、山遊びが終了する。
このコースで、もう一つの富士山を見つけることができた。