浅間、八ヶ岳連峰のふもと

佐久アッセントクラブ

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 小川山・屋根岩三峰 南稜神奈川ルート 2008/5/4

 《文=サイゴ》
 会員は4日間の日程で北アルプスへ合宿へ行っているため、休みの少ない私と小倉さんの二人で、またまた小川山のマルチルートへやってきました。
 今回は屋根岩三峰の『南稜神奈川ルート(5.8/5P)』です。

1P フェイス

↑ 南稜レモンルートと共通の1P目です。
 初見のルートなので、まだ誰も居ない早朝の時間を選んで登攀開始です。
 途中にボルトが一箇所あります。ワイドクラックなので、N.P.をセットできるところが少ないです。
 レモンルート方向にボルトのアンカーがあり、そこでピッチを切りましたが、それより手前の立ち木でアンカーをとった方がいいです。

2P チムニー

↑ 2P目の写真はありませんが、斜めのクラック?のような縦ホールドのフェイスをレイバックのスタイルで登りました。ホールドが壊れそうなのが怖いです。
 そして、核心の3P目・チムニー(写真)。この先が核心になりますが、下部はオフウィズス、上部はスクイズチムニーになります。やや狭めのワイドクラックで、ビビりながら登りました。

3P 終了点より

↑ “100岩”のトポによると残り2ピッチのようですが、ルートがはっきりしない。正面の壁を進もうとスラブを登り始めたところ、後続のパーティから『獲ったぞぉ〜』の雄叫びが。
 『ここが終了点ですか?』と尋ねると『そうですよ』のお返事。5Pのはずでは…?と思いつつ、疲れていたこともあり、『では、ここで終了!お疲れ様!』となりました。

懸垂下降

↑ 二峰側のルンゼを50mぎりぎり、一回の懸垂で降りました。

 グレードが5.8ということで、余裕を持って登れると思っていましたが、まだまだ自分のレベルの低さを実感したルートでした。
 また、帰宅後にあらためて調べてみると、やはり2ピッチ残していました。“正面壁をルートファインディングしながら登るのが楽しい”とのことで、おいしいところを残してしまいました…。
 技術アップして再チャレンジしたいルートです。

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